「言葉にできるは武器になる」を読んで、文章を上手に書こうとする以前に、大切な工程があることに気づきました

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梅田悟司さん著書の「言葉にできるは武器になる」を読みました。
ジョージアのCMで「世界は誰かの仕事でできている」というキャッチコピーを生み出した人です。

この本を読むまでは、文章には伝わりやすい「型」のようなものがあると思っていました。

しかし本書では、「型」を磨くだけでは相手の心に響く言葉を生み出せないと言っています。

では何が大切か。
それは「内なる言葉」を育てるということです。

「内なる言葉」というのは、普段コミュニケーションで使っている言葉とは別物であり、無意識に頭に思い浮かぶ言葉だったり感情だったり。

相手に伝えるときには「内なる言葉」を「型」を使ったりして「外に向かう言葉」に変換しているんですね。

その時に、「内なる言葉」が育っていなかったら、「外に向かう言葉」に深みや重みが感じられないということを著者は言っています。

つまり、心に響く文章を書くためには、自分の意見や価値観を育てていくことが必要ということなんですね。

僕自身、自分に自信がないせいか、人の意見に流されやすいところがあります。ただ、自分の考えが人に伝わったり、共感されたりすると嬉しいし、なにかしら周りの人にいい影響を与えれる人になりたいなっていう願望のようなものはあるので、「内なる言葉」を意識して育てていきたいなと思いました。

補足をするなら、世の中にはいろんな価値観や意見があって、絶対的に正しいことや、間違っていることはないということを大前提として、その中で自分の価値観を育てていきたいなと思います。

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